『解夏』さだまさし

解夏』のみ読み終わりました。
久しぶりに小説読んだ。


泣くかも泣くかも、と思いながら読んだので
意外とあっさりしてて拍子抜けしました。
映画やドラマの噂ばかり自分の中で先行したせいだと思います(両方とも観てません)。
テーマ的にも、読むのが辛そうだなぁと思ってたんですけどね。


世間一般の評価や著者の意図は分からないのですが、
愛する人とどうのこうの、というよりも
苦しみ→解放の一連の流れを表現したくて、
「目の病」という形を取ったんじゃないかなぁと感じました。
ただもちろん「視力が徐々に奪われていき、最後には失明」というだけで
考えさせられることはありますけど。

「ラブストーリー」という先入観があったせいで
ちょっと損したかなぁという感想でした。



(珍しく長文だ)